海外向け梱包請負

船便・航空便を問わず、海外向けについては密閉性や真空処理、
木材の蒸熱処理が必要になります。

このようなことでお困りではありませんか?

・海外向けの梱包経験がない。
・検疫・錆び対応など分からないことが多いので困っている。
・自社で梱包していたが外注先の専門業者を探している。

内容詳細

海外輸出する場合は、主に船便での輸送となります。錆に弱い精密機器などは湿気によって故障しかねません。そこで、錆から守るために真空処理をいたします。また検疫のため蒸熱処理(木材内の病害虫の駆除)が必要になる場合がほとんどです。

【密閉型木箱】

品物を潮風・湿気による錆びから守るため、隙間のない密閉型の木箱を使うことが一般的です。
※梱包する製品によっては木枠で対応できる場合もございます。

【真空処理】

梱包対象製品をバリアシートで覆い、内部の空気を抜いて真空状態にしたうえで梱包します。バリアで真空にした状態の中に乾燥材を入れて湿気を取り除き、湿気による錆びを防止します。
※絶対錆びないわけではございません。あくまでも錆びにくくなる処理であり製品を安全に納品する際のひとつの手法とお考えください。

【蒸熱処理】

梱包で使われている木材に病害虫などが寄生していて、病害虫が新たな国や地域に侵入・蔓延することを防ぐために、高温の蒸気で消毒する蒸熱処理が必要となります。

■輸出用梱包業者登録

輸出用木材梱包について、輸入国における植物検疫処置に対応するため、梱包業者は農林水産省植物防疫所に登録をし、既定の消毒処理済み梱包材を使用する義務を負っています。弊社は登録を行い、植物検疫処置に関する国際基準No.15『国際貿易における木材梱包材の規則』に即して蒸熱処理済みの梱包材を使用し、目視可能な箇所にスタンプ表示を行っています。

【大型・重量梱包】

弊社では大型の産業機械や大型重量金型などの梱包を 数多く手がけております。長年の経験と実績を持つ多くのスタッフにより、輸送を確実に行える梱包を行います。
参考画像は重量梱包及び大型梱包物です。
大型梱包は高さ4m巾3.8m長さ6m 重量15t

相談から納品までの流れ

ご相談
梱包する製品の仕様、運送方法、配送先をお知らせください。
訪問して製品の寸法取りを行います。
メーカーヒアリング
強度の問題や、機械の素材の使い方、構造などは、メーカー様と事前にヒアリングを行います。
御見積り
ご相談内容・メーカーヒヤリングの内容に基づき、御見積を作成させていただきます。
もちろん御見積作成は無料となっております。
受注
梱包企画
製品図面をベースに輸送条件に応じた多様な梱包企画により、無駄のない最適な梱包が可能です。
必要部材の作成と調達
予め蒸熱処理した木材や合板を使用し、木枠・側面の板・蓋や固定用の部材を作成します。
また防湿バリア等必要部材があれば調達します。
組み立て
機械の梱包は箱になっているものの中に入れるというよりは、箱に仕上げていく、という方法をとります。
ケースマークの貼り付け
輸出の荷物認識に必要なケースマークを貼り付け、梱包は完成です。
梱包作業完了
運送業者に梱包した製品を受け渡し、作業完了となります。
(梱包作業以降の運送等の工程も可能な範囲でご相談に応じます。
お客様のニーズに応じた運送業者様の紹介等も対応させていただきます。)

海外向け梱包請負の最新の事例

その他のサービス